リブラの次なる章:ブロックチェーン進化と規制調和
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リブラの3本柱戦略:暗号通貨アナリストの視点
規制との綱渡り
安定コインの動向を長年分析してきましたが、これほど多くの規制当局と向き合いながら開発を進めるプロジェクトは初めてです。リブラチームはG7タスクフォースや中央銀行、IMFとの会議に参加しながら、数百万件のテストネット取引を処理。スイスでの決済ライセンス申請は、ナイフを持った相手にスプレッドシートを見せるような挑戦です。
ブロックチェーンブループリント2.0
テストネットは取引だけでなく、忍耐力も試しています。今後の展開は:
- 開発者向けオンボーディング:フィンテックに詳しくない人でも使えるAPIドキュメント
- Move言語プレイグラウンド:法的監視付きのSolidityのような言語
- ガバナンス改革:EthereumのEIP議論を凌ぐLIPプロセス
ちなみに、テスト取引には私が作成したDogecoin風コインも含まれています(全て失敗しました)。
準備金パズル
リブラの資産バッキングは最も優れた、そして問題のある特徴です。彼らの解決策:
- 機関保管業者との提携
- ビットコインも驚く透明性のある監査証跡
- ≋LBRバスケットの固定ウェイト決定 - 国連安保理以上の外交が必要
注目ポイント:「社会的影響諮問委員会」への対応です。委員会会議ほど「分散型」を象徴するものはありません。
協会か官僚機構か?
幹部やFIUスタッフの採用ラッシュが証明する真実:ブロックチェーン・プロジェクトも階層を作ります。本当の革新? 書類作業を分散化することです。
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QuantJester
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